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代々木ゼミナールで物理の講師をしています。

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長岡半太郎先生の机

JUGEMテーマ:自然科学

(以下、敬称は省略させていただきます)

日本の物理の創成期、原子物理の大権威で電子の発見者でもある、JJトムソンに、真っ向勝負を挑んだ一人の日本人がおりました。

その名は長崎県大村藩士、長岡治三郎の一人息子、長岡半太郎。

高校の教科書にもあるように、JJトムソンの「ブドウパンモデル」と並び立つ原子核モデル「土星モデル」を提唱。

東洋の小国に過ぎなかった日本発の卓越したアイデアは、世界を驚嘆させました。ドイツの科学館にも「長岡モデル VS トムソンモデル」という特集が展示されておりました。

理化学研究所主任研究員時代の机が、理化学研究所に保存されています。


 







この長岡半太郎の弟子が仁科芳雄、その弟子が湯川秀樹、朝永振一郎、坂田昌一、その弟子が南部陽一郎、小柴昌俊、さらに、小林誠・益川敏英、梶田隆章・・・と世界のトップを走る日本の原子、素粒子物理学につながっていったのですね。
 

理化学研究所113番元素の発見現場

JUGEMテーマ:自然科学

「ウルシバラニウム」でも書きました「113番元素」の発見現場、埼玉県和光市の理化学研究所に2月に行ってまいりました。


この建物の中が、まさに現場の仁科加速器センターです。

新元素は、既知の原子核と原子核を融合させて作ります。
原子核は陽子によるプラスの電荷を持つので、それらを近づけ融合させるためには大きなエネルギーが必要です。
そこで必要なのが原子核を加速する

加速器

なのです。

今回の113番元素は、亜鉛(原子番号30)を加速器で加速し、ビスマス(原子番号83)にぶつけて作ります。

加速器周囲は放射線管理区域なので、靴にはカバーを付けて入ります。




これが超電導コイルリングサイクロトロンです。
サイクロトロンは物理で習う加速器の一種です。
超伝導コイルを使っているので磁場が大きく、より強力に加速できます。


この部屋の大きさは高校の体育館ぐらいです。そこに一杯にドーンと入っておりました。
この装置に使われている鉄の量は8000トンで、これは東京タワー全体よりも多いのです。


しかし私がこの装置を見た印象は「小さい」でした。
強力な加速器といえば筑波の「KEK」(1周3キロ)、スイスの「CERN」(1周27キロ)
という山手線レベルの加速器を想像していたからです。

質問しましたところ、「加速する目的が違う」とのことでした。

理研のこの装置は、新元素合成用。
その速さは核融合が起こるレベル(光速の数十パセント)でいいが、とにかく大量の原子核を「ドバドバ」注ぎこむことが目的。

「KEK」や「CERN」は、極微の世界探索用。
ごく少量の電子や陽子を、ほぼ光速まで加速することが目的。速ければ速いほどより細かい世界が「見える」のです。

この装置で「ドバドバ」と24時間365日原子核をを注いで、10年以上の歳月をかけて3個の113番元素の合成に成功したのです。
「たった3個」と思われる方もいらっしゃいそうですが、それだけ新元素の合成は困難なことなのてす。世界中の研究所がその発見に血眼になっている新元素。今回の快挙はアジア初、これまでの欧米完全独占の牙城を崩し、さらに119番元素やその先を目指し世界最強の新元素合成装置となっているのです。

肝心の新元素の名前についても質問しました。「未だ全然決まっていない」とおっしゃっていましたが、少し「誘導尋問的」に質問しましたので、あくまで想像ですが私の中では何個か候補ができました。













候補順に
1国の名前
2研究所の名前
3日本の物理学者の名前

1はジャポニウム(例 ゲルマニウム)
2はリケニウム(例 ドブニウム)
3はユカワニウム、ニシナニウム・・・(例 アインスタニウム)

果たしてウルシバラニウムは・・・
 

スカイツリーに行ったはずが



スカイツリーに行くが




ついつい



ふもとに展示してある









こっちの方に粘着


すっかり満足し


展望台に登らず帰る




JUGEMテーマ:自然科学

「MIRAI」の乗り物

名古屋の講習ではみなさん大雪に負けずに熱心に真剣に頑張りました。

名古屋駅前のミッドランドスクエアの展示スペースに、


なんとあの燃料電池カー「MIRAI」が展示してあると聞いて、行って参りました。








燃料電池車では使うのは水素。





余剰電力を、電気分解した水素の形で蓄えておけば、自然エネルギーなども無駄なく利用できるのです。


運転席もコックピットの様で


まさに「MIRAI]を感じさせてくれる車でした。

JUGEMテーマ:大学受験

名古屋 電気の科学館

今回の講習では、何と中休みがあったので、名古屋の伏見というところにある、電気の科学館に行って参りました。





館内は子供とその保護者さんでいっぱいでした。

この展示物は、直列と並列の違いを、「ジェットコースター」的に示した、なかなかの優れモノと思いました。



また、電気の発明のコーナーでは、講習で扱う、はく検電器の作動する様子が見られたり、



送電の仕組みでも、これまた講習で扱う変圧器の相互誘導コイルの実物が展示してあったり、



ゲーム仕掛けで、放射線の性質が学べたり、



なかなか充実の展示でした。


受験が終わったら、是非、名古屋の電気の科学館に遊びにいってみてください。「自分が一生懸命勉強してきたことは、こういうことだったのか」と実感出来ると思いますよ。



P.S.   シアターにて全員参加で環境問題を学ぶゲームでは、小学生に惨敗しました、
悔しかったです。

JUGEMテーマ:自然科学

名古屋市立科学館で遊ぶ

私の趣味(仕事?)は科学館めぐり。それぞれの地方自治体や企業が趣向を凝らせた展示をしています。

中でも、秀逸なのが、「名古屋市立科学館」。この日も多くの若い来客者が、体験型の展示を楽しんでいました。

次の動画は、私が「巨大ウェーブマシン」で自由端反射の実験にトライしているところです。


注目していただきたいのは「山」の波形が、「自由に動ける端点」で反射されるとき、そのまま折り返されて、「山」のままはね返っていくところです。
小さいウェーブマシンならよくみかけますが、これだけ大きいものになると、迫力がありますね。

みなさんも物理がより分かって、出来るようになると、科学館って、ある意味ゲームセンターなどよりムチャクチャ楽しめますよ。

JUGEMテーマ:自然科学
 

大阪出張(その1)

大阪での東大入試研究会のため出張。

関西の有力学校の先生方へ東大対策のポイントを講演いたしました。

スケジュールの空きを見つけて、大阪市立科学館へ。


コッククロフト・ウォルトン型加速器を発見。
これはまさにおととしの東大の第二問目に出た回路と同じものを含んでいます。


実は大阪は、日本の素粒子研究の揺籃の地なのです。
湯川秀樹博士も大阪大学の講師として素粒子研究者のキャリアをスタートさせました。

科学館にはプラネタリウムもあります。
少し変わっていたのは、プラネタリウムのナレーションが、録音ではなく、(口パクでもなく)、生の声で行われていることでした。そのナレーターが「冬の6角形」を「環状線」に例え、その中心にある「ベテルギウスの赤い色」を「さすが飲み屋街の多いなんばの位置におるから酔っ払ろうて真っ赤かやで」などと小ネタを入れてくる。
さすが大阪。

JUGEMテーマ:自然科学
 

ダイキンショールーム「フーハ」

 西新宿のNSビルの中にあるダイキンのショールーム、フーハに行ってきました。

自分で漕ぐ自転車の力でヒートポンプを動かす装置や、3Dシアターが体験できました。
また、空気の断熱圧縮や真空膨張など空気を理解するための簡単な実験ができます。
普段、みなさんが習っている熱力学が最も典型的に活用されているエアコンのしくみを理解することができますよ。
西新宿、代ゼミから歩いてたったの10分くらいです。
特に本部校のみなさんは気分転換に行ってみてはいかがでしょうか。


もうすぐ2学期、またいっしょに物理の世界を楽しんでいきましょう!!

研究室のビアパーティー

昨日は大学の研究室のビアパーティーに本郷キャンパスへ行ってきました。
恩師とお会いし、多くの若い研究者、学生さんと、交流してまいりました。
改めて最先端の物理に触れその魅力と面白さに「酔いしれ」ました。
受験生の皆さんの4年後の世界はこのようなフロンティアが待っているのですね・・・

大学には当然ビアガーデンなどはありませんので、屋上テラスにて開催です。



世界をリードする研究を行っているさまざまな研究機材がウォンウォンうなりを上げ稼働するど真ん中で、飲んだビールの味は格別でした。



JUGEMテーマ:大学受験
 

いざ日食

明日は金環日食
東京では朝7時半に最大食
しかし天気が微妙・・・
ウーム・・・少し移動するか
悩ましい



オマケ
12月11日の皆既月食の写真です。
このときはよく晴れていたなあ・・・


JUGEMテーマ:自然科学

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